40才代ごろから「尿の出が悪い、残尿感がある、夜中に何度もトイレにいくようになった」といった症状を自覚する男性が多くなってきます。
この症状に該当するのが前立腺肥大症で、膀胱の下にある前立腺が肥大して、尿道を圧迫し、排尿障害を起こす病気です。
統計によれば、日本の55歳以上の男性の2割、5人に1人に夜中のトイレや頻尿・残尿感といった前立腺肥大の症状があることがわかっています。
前立腺肥大症の症状は、次の3つがあげられます。
(1)排泄障害
尿が出るまでに時間がかかる(排尿困難)
尿が途中で途切れる(尿線途絶)
尿の勢いが弱い(尿勢低下)
おなかに力を入れないと尿が出ない(腹圧排尿)
(2)畜尿障害
トイレが近い(頻尿)
夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
急に、尿意をもよおし、もれそうで我慢できない(尿意切迫感)
(3)排尿後障害
排尿後、まだ尿が残っている感じがする(残尿感)
夜中のトイレや頻尿・残尿感が続くなど前立腺肥大症の自覚がある場合、もちろん医師の診断を受けることが一番ですが、民間療法として注目されているのが『ノコギリヤシ』です。
ノコギリヤシは、北アメリカ大陸の南部からメキシコにかけて自生しているギザギザしたノコギリのような葉をつける植物です。薬としての歴史は古く、インディアンたちはノコギリヤシの実を乾燥させて、健康維持・精力回復の常備薬として重宝していました。
このノコギリヤシに含まれる有用成分β-シトステロール等が前立腺の肥大を抑え、肥大した前立腺を縮小させる働きをし、夜中のトイレや頻尿・残尿感の改善に効果を発揮していると考えられています。
現在、ヨーロッパの多くの国々において、ノコギリヤシは前立腺肥大症の治療用医薬品として認可されています。すでに医薬品として使用している国は、フランス、イタリア、イギリス、ドイツ、スウェーデン、ベルギー、モナコ王国、ハンガリーなど、数多く挙げることができます。
日本でもその効能は研究され、夜中のトイレや頻尿・残尿感の改善にノコギリヤシのサプリメントを摂取することが有効な手段と言われています。
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